自治会の取り組み

宇都宮市自治会連合会
会長　藤原 由房

　近年、少子超高齢化や核家族化などの急速な進行により、社会構造が大きく変化する中、各地で地域の連帯感の希薄化が顕著になっており、それらが自治会への無関心・未加入等に繋がり、自治会を取り巻く環境は大変厳しいものとなっております。
　そのような中、地域住民が自治会に求めているものは何かと言えば、「いざという時の助け合い」「安心・安全」「隣近所の付き合い」「高齢者の見守り」等が主なものであり、これらの要望に対応するためには、日頃から地域内で顔の見える各種行事など、様々な活動を展開することにより、親睦融和が図られ、それが連帯感の醸成に繋がり、自治会活動が更に活性化するものと思われます。
　今後益々、AI・ロボットなどのテクノロジーの発達により、様々な点でより便利になることが予測されますが、反面、人と人とのコミュニケーションの減少が懸念されます。
　しかしながら、どのような時代になっても、地域の輪・絆を無くすわけにはいきません。
　そのためには、地域の活動が必要不可欠でありますので、自治会連合会は、「絆と共助で築こうみんなの自治会」を合言葉に、行政と連携しながら、より住みやすい地域づくりを目指して参りますので、皆様方のご協力の程どうぞよろしくお願い致します。